〈天保刻成〉京都順覧記(京町縦横小路通号‪)‬

〈天保刻成〉京都順覧記(京町縦横小路通号)
【判型】横本1冊。縦125粍。
【作者】池田東籬亭(源正韶マサツグ・悠・鳳卿・菊人キクヒト・池田正韶)編。中村有楽(中邑長秀・中邑長秀・有楽斎・長秀)画。
【年代等】天保2年7月刊。[京都]竹原好兵衛板。
【備考】分類「地誌」。袋綴じ展開収録(見開き図は再掲)。京都の案内記。全3巻(巻1「花洛名所図」、巻2「京都神社仏閣」、巻3「洛陽諸順拝」の初巻。巻末広告に、「此書は、初めに内裏御図、次に御堂上方御所・御家領、諸大名方京御屋敷、并用達衆所付、次に都名所続き絵、并名所案内記、但し、神社仏閣由来縁起をくはしくなし、方角・順路に道法(ミチノリ)を記し、次に諸順拝を記し、奥に洛中洛外町々の小名、并六町組、上下京組々を記したれば、都人はもとより京都御町々に一部づゝ所持なし給はゝ万事に有益(エキアル)調法の書也」と記す。