天才的空想科学小説2

天才SF作家海野十三の短編小説集第二弾です。明治の世に生まれながら、海野の想像力は世界どころか、宇宙へと広がっています。人造人間から氷河期まで、読みやすい文章で、恐ろしくも楽しい未来を予言しています。しかし、二十一世紀になった現在も、科学は海野の想像力に追いついていません。我々にとっても、海野のSFは、未来への予言なのです。


目次


宇宙女囚第一号

最小人間の怪 —人類のあとを継ぐもの—

人造物語

第五氷河期

地球盗難

月世界探険記

氷河期の怪人

特許多腕人間方式