将軍家諌言書(山下幸内(公内)上書‪)‬

将軍家諌言書(山下幸内(公内)上書)
【判型】大本1冊。縦280粍。【作者】山下幸内(公内)作。【年代等】享保7年6月原筆。安永10年5月重写。【備考】分類「政治」。紀州浪人で江戸に居住の謙信流軍学者である山下幸内が、享保6年頃に幕府の経済政策を批判し、目安箱に投函した諌言の書。奢侈禁令、倹約一本槍の緊縮経済政策は金融流通を停滞させ、庶民の救済策にならないことなど享保の改革を公然と批判したもの。当時の幕府要人の注目を集め、写本として広まり、松平定信の寛政の改革にも影響を与えた。