「悪の枢軸」ロシア・中国の正体 「悪の枢軸」ロシア・中国の正体

「悪の枢軸」ロシア・中国の正‪体‬

独裁者プーチンと習近平は何を考えているのか

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プーチン・習近平は、何を考えているのか。ロシア・中国は、独裁政治から抜け出せるのか。ソ連崩壊をスクープした記者と、中国の未来を予言する評論家が、蜜月と対立を繰り返す両国の今後を考える。「1人の死は悲劇だが、数百万人の死は統計上の数字にすぎない」「国家とは、他国に恐れられる強い独裁国家でなければならない」歴史から現代まで続く、“皇帝”たちの思想を読み解く。《本書の構成》■第1章スターリンになりたいプーチン……斎藤勉・二つの帝国の崩壊を経験・チェチェン紛争を仕掛けて支持を獲得・プーチン政権の歴史は戦争の歴史・1人の死は悲劇、数百万人の死は統計上の数字・侵略に都合のいい「ルースキー・ミール」の国家観・ロシア正教会トップの驚くべき正体・「三つの嘘」を信じるロシアの志願兵たち・宗教を利用した戦争準備は始まっていたなど■第2章毛沢東になりたい習近平……石平・繰り返される易姓革命と皇帝独裁・国共合作から国共内戦へ・存亡の危機に陥った共産党を救った日本軍・皇帝政治を終わらせるための二つのルール・「選別的な腐敗摘発」で個人独裁体制を完成・集団的指導体制と最高指導者の定年制を破壊・中国は皇帝独裁政治から永遠に抜け出せないなど■第3章野合と対立の中ロ関係史……斎藤勉/石平・蜜月から対立、そして再び蜜月へ・「中国人が3億人死んでもいい」・スターリンが北朝鮮の指導者候補を面接試験・西側との関係回復に救われた中国・天安門のデモを取材して中国共産党の崩壊を予感・軍を掌握して民主化を徹底弾圧できなかったソ連共産党・1990年代──成長の中国、混乱のロシアなど■第4章ウクライナ戦争と日本の危機……斎藤勉/石平・ブリンケンが看破したプーチンの戦争目的・共鳴する香港国家安全維持法とロシアの憲法改正・プーチンへの誕生日プレゼントは批判者の暗殺・ウクライナ戦争の原点はソ連崩壊・中ロほどお互いを信用しない国同士はない・人口問題、人材流出、経済制裁で衰退へ・新たな中ロ軍事同盟のターゲットなど■第5章プーチンと習近平の末路……斎藤勉/石平・戦争に負けた指導者は尊敬されない・西側との和解を求めれば国民から見放される・中ロの高官が恐れる海外の個人資産凍結・米軍に介入の口実を与えず「斬首作戦」で台湾を取る・台湾有事は日本有事・習近平を待つ二つのシナリオ・西側の健忘症が独裁者の国家犯罪を招くなど

GENRE
Politics & Current Events
RELEASED
2022
December 20
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
272
Pages
PUBLISHER
PHP研究所
SELLER
PHP Institute, Inc.
SIZE
1
MB