戦争って何だ。今、戦争を考える。
作家の目を通して見る戦争
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Publisher Description
あなたなら、
紛争地帯に足を運ぶことは出来ますか。
死と隣り合わせの生活は可能ですか。
疎開生活を想像できますか。
乏しい食事を7年近く続けることは出来ますか。
1945年8月15日、日本は戦争をやめました。
日中戦争から数えると8年。太平洋戦争からはおよそ4年。
長い長い戦争状態がやっと終わった日。
2014年は69回目の終戦記念日です。
つまり、
終戦直前に生まれた人でも69歳になられています。
戦争を現役世代で経験した人ならば90歳近くになるのです。
この本は戦前、戦中、戦後を生きた作家たちの目を通し、太平洋戦争を感じられるようになっています。
収録作品――
『シベリヤの三等列車』林芙美子
「放浪記」の林芙美子が満洲事変後のシベリアを旅しています。
『死と鼻唄』坂口安吾
「堕落論」の坂口安吾が、戦争と死を論じます。
『三年』斎藤茂吉
歌人、斎藤茂吉が疎開生活、終戦から三年の東京を描きます。
『ともしい日の記念』片山廣子
翻訳家、松村みね子でもある筆者が、戦中戦後の食生活を思い出します。
戦争って何だ。
あなたは、戦争を知っていますか。
あなたは、体験した人に直接戦争を聞いたことはありますか。