整骨院経営「非常識な」成功法則
Publisher Description
整骨院を経営している先生、そして整骨院に勤務している先生にとって、今やっていることは本当に自分のやりたいことでしょうか。
これは私自身が治療院を経営していた5年間、感じ続けていたことです。
また、経営者と現場スタッフのように立場が違えば、抱えている悩みも変わります。
たとえば経営者や院長の立場では、「収入が低い」「集客が難しい」「スタッフが思うように育たない」といった悩みが多いでしょう。
一方で現場スタッフとしては、「給与が低い」「施術以外の仕事が多い」「開業したいが方法がわからない」などの悩みを抱えがちです。
私もこうした悩みに直面しては、一つ一つクリアしていきました。
それにも関わらず、「仕事に生きがいを持ってやっている」と感じることができなかったのです。
そのため、いくら悩みを解決しても、気が晴れるということはありませんでした。
ところが現在では、私には明確な目標がありますし、現在の仕事に誇りを持つことができています。
先生方のなかには、過去の私と同じ思いを抱え、試行錯誤している方も多いでしょう。
そして毎日苦しさを感じながらも、「目の前のことをこなさないと生活できない」という理由から、続けざるを得ないのではないでしょうか。
私自身も、今後さまざまな経験をしていく必要があるでしょう。
それでも「整骨院」という業界においては、多くのアプローチ方法やソリューションを蓄えてきたと自負しています。
今回は私を育ててくれた整骨院業界の助けとなるべく、この書籍を出版することにしました。
私の経験を先生方の悩み解決につなげたい、そして夢を叶える一助になりたいと思っています。
ぜひ私の培ってきたノウハウを活用してください。
そこからたくさんのやれることを見つけ、共に仕事をしていきましょう。
【目次】
はじめに
第1章 整骨院の経営者が持つべき視点
1.整骨院の開業前にお金の流れを学ぶべき
2.経営者に必要なのは技術だけではない
3.スタッフのマネジメントも大切
4.不正をしないと成り立たない整骨院が多い
第2章 整骨院における集客の重要性
1.技術があっても集客には直結しない
2.患者は「顧客」と考える
3.信頼関係を築くためにツールを活用する
第3章 整骨院の売却という選択肢
1.整骨院業界は薄利多売の世界
2.これからの整骨院業界は大手企業が中心になる
3.店舗売却のメリットは少ない
第4章 事業売却(M&A)という考え方
1.事業売却(M&A)とは何なのか
2.事業売却(M&A)が悩み解決につながる
3.事業売却(M&A)するための条件
4.事業売却(M&A)の本質とポイント
おわりに
【著者プロフィール】
大竹一彰
会社経営者
東京都を拠点とし、複数の事業を営む。
柔道整復師の国家資格を取得した後、3ヶ月で整骨院を開業した。
その後わずか2年で単店舗あたりの売上は全国1%以内、1日平均来院数は100人前後(施術者は2名)にまで育て上げた。
3店舗の運営を行った後、事業売却(M&A)を行い、整骨院専門のコンサルタントとして活躍している。
また海外の人脈もあり、日本と海外の違いや、日本の中から見た日本、海外から見た日本について、ビジネス観点からも考察を行う。
その視点を活かし、国内の法人や個人のサポートもしている。
2023年に入り、企業間マッチングプラットフォーム「ENGI」をリリースした。
これは中小企業に特化した会員制の情報収集媒体であり、現在も会員数は増え続けている。