豊泰商売往来蔵[万億商売往来福徳蔵](3種‪)‬

豊泰商売往来蔵[万億商売往来福徳蔵](3種)
【判型】大本1冊。収録順に縦254・253・260粍。
【作者】堀流水軒作。
【年代等】元治2年1月再刻([江戸]森屋治兵衛板)。江戸後期後印([江戸]森屋治兵衛板)。
【備考】分類「往来物」。元治板2種と後印本1種の合計3種を全冊収録。『豊泰商売往来蔵[万億商売往来福徳蔵]』は、堀流水軒作『商売往来』の本文を大字・5行・付訓で記し、頭書に「近江八景并詩歌」「万手形証文尽」を収録したもの。『商売往来』は、「凡、商売持扱文字、員数、取遣之日記、証文、注文、請取、質入、算用帳、目録、仕切之覚也…」で始まり「…恐天道之働者、終富貴繁昌、子孫栄花之瑞相也。倍々利潤無疑。仍如件」と結ぶ文章で、商業活動に関する(1)商取引の記録文字等、(2)貨幣名、(3)商品、(4)商人生活の心得の4分野について記す。