AVのトリセツ 映像の愉悦を“愛”へと育てるため‪に‬

SNSのフェイクニュースを見抜くように、AVの「嘘」を見抜けているか?
「激しさ=愛情」「嫌がっている=喜んでいる」……画面の中の常識を現実に持ち込んだ瞬間、愛する人との関係は崩れ、破滅へ向かう。
求められているのは、映像の意図や背景を読み解く力=「AVリテラシー」だ。
鵜呑みにせず、真に受けすぎず……エンターテインメントとして楽しみ、ひいてはパートナーとの仲を取り持つ愛に昇華させるための実践ガイド。

【本文より】
本書は、AVを否定する本ではない。ただ「禁止!」と叫ぶのでもない。その中にある、

・真似してはいけない演出
・逆に、現実で役立つ所作
・演技とリアルの境界

を読み解きながら、愛を育むための“視点”を整えるための本だ。

AVを「悪」でも「教科書」でもなく、ひとつの素材として冷静に読み解く視点さえ持てば、迷路の出口は自然と見えてくる。

【目次】
まえがき なぜ僕らはAVで学んでしまったのか
第1章 そのシーン、本当にあり得る?――AVの中で“現実と誤解”が入れ替わる瞬間
第2章 女性の体に“マニュアル”はない――理解する男が、愛される男になる
第3章 現実世界ではほぼ皆無――真似してはいけない“危険なプレイ”完全ガイド
第4章 触れる前から始まっている――プロが実践する“愛する技術”を身につけよう
第5章 その距離感が愛を育む――AVとの付き合い方をアップデートしよう

【著者】
多最上もがじ(たもがみ・もがじ)
ライター。片田舎で思春期を過ごし童貞をこじらせる。大学生の時に初体験っぽいことはしたが、こじらせたまま卒業し出版業界に就職。そこで、いきなり夜の仕事を任されたことが転機となり、気がつけばヤリ●ンロードを爆走。浮気がバレて30代前半でバツイチになるも、返す刀で当時愛人の一人だった今嫁と結婚。子宝にも恵まれてささやかな幸せを漫喫しつつ、ヤリ●ン癖は温存。現在も絶賛不倫中。
著書『一生モノの口説きの極意18 女は抱かれたがっている』『不倫のすすめ』『風俗嬢と本番できちゃう口説き方』『ライター失格
元・ベストセラー作家直伝 出版業界サバイバル術』『懐エロ 魂の取材録から紐解く性風俗・AVの文化史』『ちんトレが最強のソリューションである
人生を好転させる「男性力」強化メソッド』『楽ちんセックス 愛が深まる「がんばらないエッチ」実践入門』『AVのトリセツ
映像の愉悦を“愛”へと育てるために』など。