How to explain Comfort Woman for the Japanese Imperial army at WWll大東亜戦争における慰安婦問題に日本人は英語でどう答えるのか?
大東亜戦争における慰安婦問題に日本人は英語でどう答えるのか?
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歴史の真実はわからない。ただ、その端々に、そうではないかという憶測はすることができる。慰安婦問題が戦後、70数年たっても、未だ、日韓の大きな課題の一つになっているが、残念ながら、英語のまとまった資料が今までない。そこで、海野塾がこの課題を取り上げ、網羅的に英語の資料をまとめ、日本語の解説を付けた。資料は右とか左の資料も入っているが、ニュートラルな立場で、解説を加えた。この本を読めば海外の人に、慰安婦の問題を網羅的に解説することができる。また、海外の人達が知っていることも意識的に整理している。いつまでも、日本軍がしてきたことを曖昧にしたままに放置しておくべきではない。
私はこのテーマについては専門家ではない。だがこうした英文の資料が日本にまとまったものがないので、今回あえて、作成することにした。あまりにも欧米とか中韓からの批判に対して一方的に受け入れてきているだけだった。意見をいうところも多々あるはずなのだが、そうしたことは殆どなされてこなかった。そうした背景から、全くの素人の私がインターネットからの英文の資料を拾い出して、日本語の注釈をつけて、まとめたのがこの資料である。
この資料をもとに、欧米の人と議論ができるように、考えて構成している。今までは日本語の資料と日本人の今までの考えをそのまま欧米人にぶつけてきたが、彼らは理解してくれなかった。英語の資料には日本語とは違ったニュアンスの内容が多い。そうした内容を踏まえて、彼らと会話しなければ彼らは決して我々を理解してはくれないだろう。この慰安婦については彼らに数多くの偏見と誤解がある。それは今まで、日本人が彼らの意見に答えてこなかったからに他ならない。そうしたコミュニケーションギャップをわきまえた資料を作成したつもりだ。英語だけだと、理解できないところがあるので、日本語の解説を入れた。さらに、今までの資料では誰も触れていなかった何点かについて私の憶測による意見も書いた。欧米人とか中国人、韓国人がこうした意見に納得するかどうかはわからない。ただ、一方的に日本が大東亜戦争で負けてしまったという理由だけで抗弁しないのは寂しい限りだ。
私は最大手の外資系のコンサルティング企業の日本支社に32年間勤め、代表取締役のポジションまで行って、早期退職をした。私の知識の背景については昔からグローバルリーダーになるためにはどうするべきかと言うことを志してきている。そのための要件を勉強してきている。その第一番目はリベラルアーツの勉強で、これは英語で十数年勉強してきていて、これが私が現在、主管している海野塾の内容になっている。第二番目に孫子の兵法を勉強してきている。この内容は今まで出版した何冊かの本の中にその記述がある。日本人は真面目、正直なので、こうしたビジネスの奸計を理解しないと取引相手に貶められてしまう危険がある。昨今のM&Aの失敗はそれに該当する。第三番目は日本の精神の背景である儒学を勉強している。この3つが今の日本人がグローバルリーダーになるためには必要であると考えている。今回のテーマはその中でも第一番目のリベラルアーツに該当する。
このテーマは2016年12月21日より2017年1月25日までの毎週水曜日の海野塾に於いて英語で講義した内容である。私は今回の内容については専門家ではない。幅広くインターネットから今回のテーマに関する英文の記事とYouTubeの英文のビデオを数多く読んだり、見たりした中から、その幾つかを選んで、私のコメントを書いている。このテーマだけを深く調査してきているのではないが、このテーマについて網羅的に英語で解説されている資料がないので、あえてこうして資料を作成した。
本書は慰安婦に関しての日本人の言うべき内容を右でも左でもないニュートラルな立場で説明できるようにまとめた資料である。資料そのものは右も左もあるが、それぞれに私の意見が書いてある。
本書の内容は日本国内でコンセンサスが取れているわけではなく、私個人の判断でまとめている。本書の内容は私の意見をまとめたものであって、政府の考えとか一般の通説と一致してはいない。欧米の記事に基づいて書いてあるので、欧米の人たちとの討議がこの資料を読めばできるようになっている。であるので、読者はこの資料を読んで、自らの判断で外国人と話をしてほしい。
まとめていく過程で、はっきりしているもの、曖昧なもの、真実ではなさそうなものに分けて、記述している。英文はインターネットから持って来たものがほとんどだが、日本人が外国人に説明することを意識してまとめてある。韓国人とか中国人とも議論できることを前提に書いてある。
本書は一般教養として読んでもいいが、このテーマで外国人と議論するために準備している。内容はニュートラルだが、NYタイムズとかエコノミストはバイアスがかかっている記事が多いので、外国人がこの資料の妥当性を質問して来る可能性はある。今回の資料はすべて英語の世界で調査しているので、日本語での理解とは大きく異なることがある。そうした欧米人が読んできたものと日本人が読んできたものとの差を明らかにしているが、その内容の要約は以下のとおりであるが、この意見を外国人に説明し、納得してもらうことはかなり難しい。今までの既成事実となった歪曲してしまった歴史を変更するようなものだからだ。そうした議論の資料となるものが本書だ。
「慰安婦はもともと日本と韓国にあった吉原とかキーセンのような制度を戦時に適用したものだ。韓国人が言っていることはどこまで真実かはかなりうたがわしい。ただし、インドネシアであった白馬事件、すなわち、白人を軍が強制的に徴用した事件は明らかに犯罪であった。韓国人の日本軍による徴用の証拠はない。だから、韓国の国内に、いくら慰安婦の像を作ってもかまわないが、グレンデール市とか竹島とかの韓国の国外には絶対に慰安婦像の建設を許してはいけない。白人の慰安婦に対しては謝罪をしなければならない。また、朝鮮、台湾には軍隊による強制連行はなかったが、日本兵が家に押し入り、暴力的に若い女性を拉致し、兵士たちが輪姦した後に慰安婦にした例はフィリピンで数多く報告されており、中国、シンガポール、インドネシアやマラヤでもそうした事例が報告されている。」
以上が今回まとめた慰安婦の問題の結論だが、その結論にたどり着いた様々な英文の資料を、以下、欧米人に説明する解説文として詳述する。資料の内容のスタンスは日本人が今までは大東亜戦争で何でもかんでも日本人が悪かったという視点ではなく、もっと公正な立場で議論をしようという観点でまとめてある。欧米人の先入観を是正することは至難のことではあるが、正しいことは正しいと言わなければならない。まず手始めに、グローバル会議において、この慰安婦をテーマに議論してみたらどうだろうか。どこの企業も、この慰安婦はセンシティブだからそうした話を禁止いているようだが、本末転倒だ。そもそも、こうした内容のものをアメリカ政府の関連する役人にきちんと説明することから日本の政府は行動しなければならない。彼らを味方につけることが出来なければ、いくら言っても、韓国政府には通じない。