シャーロック・ホームズ「曲れる者」
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発行者による作品情報
ジョン・H・ワトソン・36歳、シャーロック・ホームズ・34歳の頃のことである。『ボヘミアの醜聞』の事件の翌月にあたる、ある夜──。 シャーロック・ホームズはワトソンの家を訪問する。バークレー大佐が殺された事件を手伝ってほしいという。大佐は自宅で死体となって発見された。その前に夫人と口論する声を使用人達が聞いてる。しかし夫人は意識を失っている。夫人の叫んだ「デイヴィド」という言葉。現場に残された動物の足跡。モリスン嬢と、猫背の男の証言。本当に“曲れる者(CROOKED MAN)”とはいったい誰なのか…!?奇怪な事件の真相にホームズが迫る!『曲れる者』(原題:THE CROOKED MAN)は、『背中の曲った男』『背の曲った男』などの邦題で知られている。(1893年7月初出/「シャーロック・ホームズの記憶」より) First published in the Strand Magazine, July. 1893