「下町」「旅情の海」-Wisの朗読シリーズ(63)-“終戦の夏”に読みたい小品選(1)
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5.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
「下町」は、終戦後、良人がシベリア抑留からまだ戻らないリヨが、幼い子供を連れてお茶の行商する際に知り合った気さくな鶴吉との交情を描く。休暇の日、浅草に3人で遊びに行ったところ、急な雨で宿屋に泊ることになったのだが・・・。「旅情の海」は、人柄が良く前向きな「民間飛行家の志田さん」に焦点を当てたもの。自分で作った飛行場を軍に接収されたことを契機に旅に出た時に出会った、終戦で親に捨てられた純真な少年に心打たれ、彼を引き取ることなった・・・。ともに、戦争と平和について考えさせる小品の佳作。
カスタマーレビュー
mine1663
、
情景が目に浮かぶような作品と素晴らしい朗読
作品に描かれている時代に生きていた訳ではありませんが、作品の中の細やかな登場人物や何気ない光景が、素晴らしい朗読により聴く者の想像力を高めてくれます。
時間は長いですが、あっという間に終わるような感じがします。
音質も良くなり、必聴の作品だと思います。