豊島与志雄「白藤」坂口安吾「アンゴウ」-Wisの朗読シリーズ(64)―“終戦の夏”に読みたい小品選(2) 豊島与志雄「白藤」坂口安吾「アンゴウ」-Wisの朗読シリーズ(64)―“終戦の夏”に読みたい小品選(2)

豊島与志雄「白藤」坂口安吾「アンゴウ」-Wisの朗読シリーズ(64)―“終戦の夏”に読みたい小品選(2‪)‬

    • ¥1,019

    • ¥1,019

発行者による作品情報

豊島与志雄の「白藤」は、戦地から戻ってきた草光保治の回想である。終戦から2年半たってやっと復員してきた保治の目には、東京は異邦のように映った。電車に乗っていて、ふと藤の花が目に入った。そこから出征前の心通わせた細川美代子との記憶が蘇っていく。 坂口安吾の「アンゴウ」は、安吾としては異色の作品で、推理小説仕立てになっている。終戦間もなく、復員してきた矢島は神田の古本屋でなじみのある上代史の本をみつけ、思わず入手した。それは親友の神尾の蔵書だったが、そこになぜが女手によると思われる男女の密会を想像させる暗号らしき紙片がはさまっていた。しかも、それが自分の勤務先だった出版社の罫紙だったことから、矢島は疑念を募らせていくのだが――たどり着いた胸震わす真実とは!

ジャンル
フィクション
ナレーター
wis
言語
EN
英語
ページ数
01:30
時間
発売日
2015年
6月17日
発行者
響林社
提供元
Audible.com
サイズ
89.8
MB
「下町」「旅情の海」-Wisの朗読シリーズ(63)-“終戦の夏”に読みたい小品選(1) 「下町」「旅情の海」-Wisの朗読シリーズ(63)-“終戦の夏”に読みたい小品選(1)
2015年
曽野綾子「只見川」 - wisの朗読シリーズ(16) 曽野綾子「只見川」 - wisの朗読シリーズ(16)
2009年
「柳湯の事件」谷崎潤一郎犯罪小説集<1> - wisの朗読シリーズ(17) 「柳湯の事件」谷崎潤一郎犯罪小説集<1> - wisの朗読シリーズ(17)
2009年
女人来訪 - wisの朗読シリーズ(23) 女人来訪 - wisの朗読シリーズ(23)
2010年
「押絵と旅する男」 - wisの朗読シリーズ(49) 「押絵と旅する男」 - wisの朗読シリーズ(49)
2011年
「特別阿房列車」 - wisの朗読シリーズ(27) 「特別阿房列車」 - wisの朗読シリーズ(27)
2010年