宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」「よく効く薬とえらい薬」 2本立て
-
- ¥1,681
-
- ¥1,681
発行者による作品情報
「シグナルとシグナレス」本線の立派な新式信号機のシグナルは、おとなしい軽便鉄道の木製の信号機、シグナレスに想いを寄せ結婚を申し込むが、シグナルに仕える電信柱に身分違いと反対され、なかなか思うに任せない。おまけに風は強いし、雪は降り始めるし、絶望的になったとき、倉庫の屋根が救いの手を差し伸べて……。宮澤賢治のユーモアに溢れた小さな恋物語。「よく効く薬とえらい薬」 母親思いの清夫は今日も森の中にバラの実を取りに行きます。特別に透き通った実を見つけ、持ち帰って母親に飲ませると、母の病気はすっかりよくなってしまいました。その噂を聞いたにせ金使いの大三という男は、自分もその実を食べて病気をなおそうとします。[注]本朗読において、今日の表現基準に照らして不適切と思われる語句や表現がありますが、発表時の時代的背景と文学性を考え合わせ、底本どおりに読んでおります。ご了承ください。(C)アイ文庫
カスタマーレビュー
humihumi
、
一度に2作品で2倍美味しい!
朗読者の渡部龍朗さんにはまり、作品を追いかけ始めての第4弾は、一粒で2倍美味しいこちらにしました。
結論から言うと、大正解!
「シグナルとシグナレス」は宮沢賢治のラブストーリーってどんな感じ!?って興味津津でしたが、
とてもロマンチックでいじらしく、二人の語らいをこっそり聞かせてもらった感じで良かったです!
「よく効く薬とえらい薬」はなんだか懐かしの『まんが日本昔話し』を
思い出させるテンポの良さで、聴いててとても楽しくなりました!