ビジャの女王(1)
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- ¥730
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発行者による作品情報
長崎尚志氏・絶賛!「悔しいが思いつかなかった」
正統派劇画家最右翼・森秀樹渾身の新作。
描くは中世オリエント世界に巻き起こる嵐――
「1258年、モンゴル帝国VSペルシャ+“インド墨家”」!!
西暦1258年、ペルシャ高原の小都市ビジャを、蒙古軍の支隊が包囲した――
世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。
陥落は誰の目にも明らかだった――
モンゴル帝国によるペルシャ侵攻、それに抗う小都市国家「ビジャ」を巡る攻城戦……
彼らが最後の希望を託す伝説の集団「インド墨家」の正体とは!?
APPLE BOOKSのレビュー
中世オリエントを舞台に、ペルシャ侵攻をもくろむモンゴル帝国と、オッド姫率いる小都市国家の攻防を描くスペクタクル時代劇。西暦1258年、ペルシャ高原の小都市ビジャを、最強の蒙古軍の支隊が包囲した。絶体絶命の状況の中、16歳のオッド姫は決して降伏しようとせず、柔軟かつ的確な思考で危機を切り抜け抵抗を続ける。正統派劇画のタッチで描かれた姫の姿がりりしく、強烈な印象を残す森秀樹の注目作。敵である蒙古人や謎めいた“インド墨家”を巻き込むスリルあふれる展開に、危機に乗じて王位を狙うビジャの宰相の暗躍も。骨太な世界観に敷き詰められた極上のエンターテインメントを味わいたい。