卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-(15)
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発行者による作品情報
“倭王”の称号を得るのは誰だ――!?
本土(豊秋津島)最強の軍事国家・日下を打ち破ったヤノハ。
来るべき日下からの逆襲に備えるためには、山社が権威を得ること、
すなわち、海の向こうの大国から“倭王”の称号を授かることが何よりの策だと思い至るも、
同盟国である津島のアビル王から、中国が混迷状態にあることを知らされる。
しかし、アビル王は暈の実質上の支配者であり、
同じく“倭王”の称号を狙う鞠智彦と通じていた――
大国の現状の真実を確かめるべく、トメ将軍は海を渡り加羅へ。
一方、ヤノハもまた、自らアビル王に制裁を加えるべく、
伊都・末盧を経由し北上するが……!?