あの日、松の廊下で
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4.5 • 6件の評価
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発行者による作品情報
旗本・梶川与惣兵衛は、「あの日」もいつもどおり仕事をしていた。赤穂浪士が討ち入りを果たした、世にいう「忠臣蔵」の発端となった松の廊下刃傷事件が起きた日である。目撃者、そして浅野内匠頭と吉良上野介の間に割って入った人物として、彼はどんな想いを抱えていたのか。江戸城という大組織に勤める一人の侍の悲哀を、軽妙な筆致で描いた物語。第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞作品。
カスタマーレビュー
はなちばん
、
赤穂の塩
『ボケっ!』
播磨のオッさんなら殿中でも有るかもしれません。
『松の廊下』なんて一瞬の話。メインディッシュが討ち入りなら、前菜レベルの話。
その話をここまで膨らませるのは、将に歴史小説の醍醐味。
楽しめました。ありがとうございました。
宇和島の伊達吉田藩とか綱吉の背景などは事実だと思うので、勉強にもなりました。