一遍踊って死んでみな 一遍踊って死んでみな

一遍踊って死んでみ‪な‬

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    • ¥800
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発行者による作品情報

娯楽がない鎌倉時代、人々に刺激を与えたのは踊り念仏だった。家族も財産もすべてを捨てて阿弥陀仏の導きに従う一遍は、念仏を唱えて日本全国を行脚する。一遍とともに僧達が床板を叩く足音のリズム、次第に加速する念仏、上昇する心拍数を表すかのような鉦の音。時衆が繰り広げる激しいパフォーマンスは、見る者の心を鷲掴みにする。念仏はロックだ!破天荒かつ繊細な捨聖、一遍の物語。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
12月5日
言語
JA
日本語
ページ数
248
ページ
発行者
文芸社
販売元
CREEK & RIVER CO LTD
サイズ
1.4
MB

カスタマーレビュー

はなちばん

全部捨てた!と言う生き方

一遍上人の知識として。
時宗で,踊り念仏、伊予出身、善光寺に来た。
亡くなる前、財産を全て燃やした人。
人生こだわりを捨て、生きた証も捨てた事。

よって,伝承される事柄が少なくて、謎の部分が多く、伝統を重んじる他の宗派から見ると、一風変わった宗派。
実は
ちょっとだけファンでした。

そして白蔵ファンでも有りましたので、期待していた通りに楽しめました。
電気のない時代に松明とミュージック&ダンスで盛り上がっている姿が浮かびました。
現代でも、『般若心経』に音楽をつけてYouTubeで発表している住職さんもいます。
威厳のある?お経で踊ってるのは、当時の人どお感じたのか?
仏教では、『罰当たり』とは無縁で、信仰心に多分中国の道教一部が紛れてしまったのかもしれない。
そして多分宗教的なことだから、踊りを持たない宗派からは反発も当然有ったのかも。

ミュージックあれば、弥生時代の銅鐸使って人を惹きつけて、踊っていたのかもと想像。
音楽のチカラで、(今に限らず)きっと盛り上がったんだろうな。きっと。

マイナス⭐︎一つは、作品ではなくて、電子ブック化した際に、表示されない漢字が二、三個かぐらい存在してます。
二つは、『爺』、『嘘』じゃないかと思いますけど…。
盛り上がりって読んでいる時に、現国テストみたいに穴埋め漢字になっているのは、ちょっと冷や水感じました。
それとあとがきの弁解。
これは不用品。

実は、拙者は。 実は、拙者は。
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