いつか死ぬなら絵を売ってから 1
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4.5 • 20件の評価
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発行者による作品情報
ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、妙な青年に絵を買わせてほしいと頼まれ……!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える――!!
APPLE BOOKSのレビュー
正反対の青年二人が手を組み、「アートとお金」の世界に挑むマネーゲームを描く物語。その日暮らしの清掃員、霧生一希はある日、趣味で描いていた絵を裕福な青年、嵐山透に見いだされた。透に説得された一希は、彼と手を組み、絵を描いて売ることを決意する。物語の世界では描かれることの少ない、アートの市場価値がテーマの意欲作。「アートの価値を決めるのは誰なのか」というリアルな業界レポートに、「人はなぜ描くのか」という命題が絶妙に絡み合い、ストーリーに漂うひりひりした情熱から目が離せなくなる。孤独な生い立ちの一希と、得体の知れない闇をうかがわせる透の、張りつめた協力関係もスリリング。一希を待ち受けるのは成功か、破滅か。その行く末を見守りたい。
カスタマーレビュー
れのひと
、
この漫画は貴方にも非常に良い一冊になると思います
はやくも3回ぐらい読み返しましたとても良い作品なのではないでしょうか? 韻が良くて内容的にも刺さるセリフ......何もかも心に染み込んでくる(主人公の幼年期の回想シーンも最高です)これは生きているうちに読んでおくべき1冊。
エスキース帳と鉛筆かペンで色々と描きたくなってきます。絵が好きになる裾野を広げるきっかけにもなる最高の一冊なのではないでしょうか?
作中のドローイング帳の絵も素晴らしく何回も見直したくなります。