



がん放置療法のすすめ 患者150人の証言
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3.9 • 7件の評価
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発行者による作品情報
ほとんどの人は、がんを見つけたらすぐに治療をはじめ、切除しなければと考える。しかし、著者は慌てて治療を始める不利益を説く。放置してもがんが転移せず、大きくもならない人がたくさんいるからだ。「本書を読まれて『本物』と『もどき』の違いを知り、転移に対する認識を改めることができたなら、もっと気楽な気持ちで(がん)に接することができるでしょう」(本書より)。自分が、家族が、恋人が、がんを告知されたらどうするか? そんなときの行動指針になる一冊。菊池寛賞受賞の医師が書く、がんの真実。
カスタマーレビュー
IDNICK
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原発なら小出裕章、がんなら近藤誠
原発なら小出裕章先生、がんなら近藤誠先生でしょう。本物のお医者さんだと思います。このような方が現代にいらしゃるのは希望です。
ミドリパパ
、
がん放置療法のすすめ
金儲けに走らず、さりとて自らの主張を無理矢理押し付ける事も無く、常に患者側の心を理解・先読みしながら見守っていく姿は圧巻です。
最高の治療家であり、研究者だと思います。世の中には、まだまだこんな方がいらっしゃるのだなぁ…と、感心してしまいました。
がんという身体の変化をたたき台に、その命にまっすぐ向きあおうとする思想に触れる事が出来た患者さんは…こんな言い方をするのは失礼かも知れませんが…ある種の幸せをつかんで人生を全うされたのだろうと推測します。
利権に踊らされて右往左往している人間どもの事しか出てこないニュースに飽き飽きしている方。
病気を患っているかいないかにかかわらず、テレビのスイッチを切って、この本を一読される事をオススメいたします。