くらくらのブックカフェ くらくらのブックカフェ

くらくらのブックカフ‪ェ‬

廣嶋玲子 その他
    • ¥1,400
    • ¥1,400

発行者による作品情報

【対象:小学上級以上】

<児童文学のトップランナー5人がつむぐ珠玉のアンソロジー第四弾。くらくらするような物語をあなたに!>

みなさんは、蔵を知っていますか。
もしかしたら観光地で見かけたことがあるかもしれませんね。二階建ての家くらいの細い建物で、外から見るとストンとした長細い形をしています。ちょっと変わった形なのですぐに分かるかもしれませんね。瓦屋根で、白壁や黒い板張りのことが多く、入口以外に窓はありません。
もともと蔵は、穀物や家財などを入れておくための建物でしたが、最近では、内部をリフォームしてカフェや雑貨店として使われていることがあります。

私もそんな蔵カフェのマスターの一人です。自慢のカフェラテを飲みながら、本が読めるブックカフェで、店には何千冊もの本があります。
ある町の住宅街でひっそりと営業していますが、ちょっと不思議なことがおこるらしく、小学生にも人気です。
どんな不思議があるかですって?
それはカフェにやって来た人たちにきいた方がいいですね。
なにしろ私の仕事は、やって来たお客さんのために、その人にぴったりの飲み物やスイーツをお出しするだけなのですから。いえ、だけではないかもしれません……。

さあ、今日はどんな人たちと出会えるでしょう。
相棒の猫たちと一緒に、みなさんのお越しをお待ちしています。

(『くらくらのブックカフェ』プロローグより)

町はずれにある蔵を改造したブックカフェ。偶然出会った猫にいざなわれて扉を開けると、不思議な雰囲気をまとうマスターが、あなたに合った飲み物とスイーツを出してくれます。そこで出会う本は、あなたのことをずっと待っていた本たちなのです……。さあ、どんな物語があなたを待っているのでしょうか?

『ぐるぐるの図書室』『ぎりぎりの本屋さん』『じりじりの移動図書館』を描いた児童文学作家5人が、とあるブックカフェを舞台に、本にまつわる5色の物語をつむぎます。

ジャンル
子ども向け
発売日
2024年
9月19日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
22.1
MB
ふしぎ駄菓子屋銭天堂 ふしぎ駄菓子屋銭天堂
2013年
妖怪の子預かります 妖怪の子預かります
2016年
うそつきの娘 うそつきの娘
2016年
ふしぎ駄菓子屋銭天堂2 ふしぎ駄菓子屋銭天堂2
2014年
妖たちの四季 妖たちの四季
2016年
半妖の子 半妖の子
2017年