つなぐ世界史 1 古代・中世
-
- ¥2,000
-
- ¥2,000
発行者による作品情報
目次
はじめに
第1巻序
第1章1世紀~2世紀の世界
概説「古代帝国」の時代―思想が地域と地域をつなぐ
縄文文化
弥生時代の交流結節点・原の辻遺跡
時空を超える『楚辞』
乾燥世界における人びとの暮らしとシルクロード
ローマ帝国
第2章4世紀~6世紀の世界
概説巨大古墳と東アジア
巨大前方後円墳の築造
ローマの崩壊とゲルマン人の移動
中部ユーラシアを動く―4~7世紀の十字路
第3章7世紀~8世紀の世界
概説イスラーム国家の出現とアフロ・ユーラシアへの拡大
国際都市平城京
上総の「望陀布」
訳経僧霊仙
世界につながる唐帝国
イスラームの拡大とキリスト教世界
第4章9世紀~10世紀の世界
概説ヴァイキングの時代
古代の秋田城
円仁の旅
アッバース朝イスラーム帝国の統治体制―カリフの総督か,それとも君主か
第5章11世紀~12世紀の世界
概説武士と騎士の誕生
平氏政権と唐物
日宋貿易と森林資源
硫黄島
十字軍と「キリストの騎士」
エピソード・トピック映画『キングダム・オブ・ヘブン』
第6章13世紀の世界
概説モンゴルの世界帝国
鷹島海底遺跡―海底に埋もれた蒙古襲来
モンゴル帝国と日本―「元使塚」から見えてくる世界史
「透頂香」を生んだヒト・モノの連関
マルコ・ポーロとラシード・アッディーン―『世界の記述』と『集史』の記す中国
第7章14世紀~15世紀の世界
概説世界の一体化への助走
日明貿易と硫黄―鉱物資源から見る室町・戦国
津軽安藤氏の交易世界
13~15世紀のアイヌの北方交易
万国津梁の琉球王国
中世日本のジェンダー関係
イブン・バットゥータと鄭和
オスマン帝国のユダヤ教徒
おわりに
編者・執筆者紹介