なぜか笑介(しょうすけ)(28)
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▼第1話/真似▼第2話/政治力▼第3話/報告▼第4話/腹▼第5話/パートナー▼第6話/新婚家庭▼第7話/男が怒る時▼第8話/戦争回避▼第9話/イジメ▼第10話/完ペキ▼第11話/家庭教師▼第12話/弱み▼第13話/オアイソ▼第14話/昇進●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/入社3年目で、いつも笑介の資料リサーチを手伝っている広田が自分もそろそろ大口の仕事をしたいと高山たちに直訴する。花園さんは広田に、基本を学ぶために笑介を真似てみたらとすすめた。忠告どおり毎日笑介の後を追う広田。しかし笑介は、仮眠室に何日も泊まり、外回りでも挨拶程度に終わるというパターンが続くばかり。広田は笑介の何を真似すればいいかわからない。そんなある日、弁当業界の大手・弘治食品に新メニューにテリヤキチキンを提案していた笑介だったが、見事に弘治食品にふられる。そこへ中国へ出張する立松から、出張中だけ天徳食品の相手を頼まれる笑介。それを知った広田が、自らその代理を立松さんに申し出る。しかし、立松は笑介にという。天徳食品も丼の新メニューを考案中で、笑介なら何か提案してくれると立松は思ったのだ。案の定、笑介は今日子に頼んで、弘治食品のために16種類ものテリヤキチキンのタレの試作品を作っていたほどだった。数日後、天徳食品の人が五井物産にやってくる。打ち合わせの席に、広田も同席したいと笑介に願うが…(第1話)。▼笑介が担当している明徳製パンのチーズ風味の調理パンが大ヒットし、明徳の美人課長の小野さんと高山と笑介の3人は祝杯を上げていた。小野さんは、笑介を仕事の相棒として信用している。そんな彼女に高山は調子に乗り「笑介が好みならあげる」といってしまう。この夜の噂は一気に広まり、今日子は気が気ではない。ある夜、打ち合わせをかねて小野課長から夕食に誘われた笑介。そこへ三条が、勉強のためと笑介にくっついてくる。三条は、ウワサを心配して小野さんから笑介を守るために同席したのだった。しかし小野さんからの誘いは毎晩続き、今日子も溜め息をつく毎日。そんなとき、仕事上の成り行きから笑介は小野さんの自宅へ行くことになってしまう…(第5話)。