なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
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3.7 • 7件の評価
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発行者による作品情報
【「はじめに」より】ふたりの天才画家、ゴッホとピカソの偉大な名声なら、誰もが知っているだろう。だが、ふたりの生前の境遇には、天と地ほどの差があった。両者の命運を分けたのは、なんだったのか?それは、ピカソのほうが、「お金とは何か?」に興味を持ち、深く理解していた、という点ではなかったか。というのも、ピカソがお金の本質を見抜く類まれなセンスを持っていたことがうかがえる逸話が、数多く残されているのである。・ピカソの絵はなぜ高いのか?・なぜピカソは小切手を使ったのか?・ピカソはなぜ、ワインのラベルをタダで描いたのか?・ピカソの名前はなぜ長いのか?生前、ピカソは言ったそうだ。「私は、対象を見えるようにではなく、私が見たままに描くのだ」僕たちも、お金の正体を知らなければならない。そうでなければ、僕たちは自分の人生を自由に創造し、幸せに暮らすことがますます難しくなるだろう。【本書紹介】将来の“正解”が見通せない今、誰しもが、ぼんやりとした不安を抱えて生きているのではないでしょうか。その大きな原因は「変化が重なり、先がよめないこと」。近年、グローバル化やIT化によって最も大きく変化したもののひとつが、金融、「お金」のあり方でしょう。「お金」の変化に伴って、私たちは、食い扶持の稼ぎ方や、人との付き合い方など、生き方を大きく見直すべき岐路に立たされています。著者が、M&Aコンサルタントとして見聞きしたガイシ大資本の論理や、独立・起業で痛感した価値と価格の差を生む信用の大切さなど、独自の経験というフィルターを通して見た「お金」の変化を整理し、どうすれば幸せをつかめるのか、経済的に生き抜いていけるのか、これからの世の中にフィットする考え方や行動様式のあり方について、淡々と軽妙なエッセイ風につづられています。お金は「笑顔や感謝の言葉などコミュニケーションツールのひとつ」であり、「目的でなく、アイデアを具現化する構成要素」に過ぎない、という結論にたどり着いたとき、あなたの生き方はひょっとすると変わるかも?しれません。高校・大学生や、社会人中堅クラスの方がモヤモヤと感じている世の中の変化をスッキリ描き出し、自分の未来を考える上で土台を固めてくれる新「資本論」です。【目次】はじめに序章お金とは何か?第1章ハゲタカが跋扈し、お金でお金が殖えた時代第2章自分の価値をお金に換える覚悟と難しさ第3章企業や個人が国家に代わってお金をつくる世界へ第4章お金を媒介とせず、モノや価値を直接交換できる環境の広がり第5章信用でつながる新たなコミュニティづくり:資本より信用を貯めよう付録お金について身につけたい3つの習慣おわりに
カスタマーレビュー
タイトルが誤解を生む
ピカソのようにどうやったら価値を上手くお金に変えられるのか?を求めて手に取ったが、ピカソやゴッホの話はほとんど出てこない。
タイトルを付け直すなら「信用経済〜資本主義を超える新しい可能性〜」のような感じで、ほとんどは筆者の体験談と信用をベースにした新しい価値交換の仕方などが提案されている。なので各章の主語はだいたいは「僕は」なのでピカソどこ行った?とはなります。
ただ内容は贈与論とか新資本主義とかWeb3に通づるものがあり、自分的には非常に興味ある分野です、が今困ってることの解決策は乗ってなかった。
あくまで提案の域や試行錯誤の段階なので、今の社会に実装開始できるほどの骨子はまだないものの、経済学者が完璧に見える理論を提示してもそれは夢物語が多いのが社会だと思うので、そういう意味で株式や価値交換の現場で活動されてきた筆者の意見は尊重し引き継ぎたいものだと思います。
どちらかと言うとブログのような書き口に感じたけどタイトルや本以外のフォーマットになるとより良くなると思いました。