ぼくらの(01)
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4.1 • 47件の評価
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発行者による作品情報
夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…
APPLE BOOKSのレビュー
「ゲームをしないか?」夏休み、偶然見つけた洞窟の中でココペリと名乗る謎の男と出会ったのは、学習交流自然学校で過疎の進む村に集まった少年少女たち15人だった。彼に誘われ、子供たちは気軽な気持ちで"ゲーム"のプレイヤーとしての契約を交わす。しかしこの契約こそ、生死をかける残酷な非日常への入り口だった。理不尽なルールの中でもがき苦しむ主人公たちの、一人ひとりの心の機微やその背景が描かれていくうち、人と人の絆、そして生と死についての問いが浮かび上がっていく。果たしてこの"ゲーム"の本当の目的とは…?第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。