よこまち余話 よこまち余話

よこまち余‪話‬

    • ¥720
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発行者による作品情報

【各紙誌で話題を呼んだ哀しくも愛しい物語】

その人は、もういないかもしれない。
もういなくても――確かにここにいた。

お針子の齣江や向かいの老婆トメさんが、
いつ、どこから来て棲み始めたのか、
長屋の誰も知らない。
正体不明の男「雨降らし」が門口に立つとき、
そこには必ず不思議が起こる。

少しずつ姿を変える日々の営みの中に、
ふと立ち上る誰かの面影。
時を超え、降り積もる人々の思い。

路地にあやかしの鈴が響き、
彼女はふたたび彼と出会う――。

「いつかの人々」が囁きかけてくる感動長篇。

ジャンル
小説/文学
発売日
2019年
5月25日
言語
JA
日本語
ページ数
320
ページ
発行者
中央公論新社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.3
MB
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