アンダーニンジャ(1)
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- ¥760
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発行者による作品情報
かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!
APPLE BOOKSのレビュー
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「アイアムアヒーロー」など、破滅的な男たちの物語を発表してきた花沢健吾が手掛ける、さえない忍者が重大なプロジェクトに巻き込まれる「アンダーニンジャ」。物語の舞台は、忍者が今なお秘密裏に存在している現代。彼らのトップエリートは数々の紛争やテロなどの背後に関与しているともささやかれている。一方、主人公の雲隠九郎は学校にも行かず、ニートとして暇を持て余す末端の「ノンキャリ」だった。そんな中、九郎に突然の仕事=「忍務」の依頼が舞い込んだ。組織の掟として、詳細は一切説明されず、ただ学校の制服と、ありきたりに見えるパーカーが支給されただけ。しかしこのパーカーにはある秘密が隠されていた。九郎が巻き込まれることとなった極秘のプロジェクトとは?危険な香りが漂う、花沢健吾ワールドが幕を開ける。