イシュタルの娘~小野於通伝~(1)
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- ¥550
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発行者による作品情報
「うわさにたがわぬおもしろき娘よ」と信長にも愛された娘・小野於通(おの・おつう)。於通を知らずして戦国は語れない!! 大和和紀が初にして待望の戦国ロマンのヒロインに抜擢したのは、小野於通――!! その輝きはあたかも戦国の闇を夜明けに導く明けの明星――信長に見出され、秀吉に重用され、家康に信頼された才女、小野於通。その知られざる生涯を大和和紀が描く本格戦国ロマン!!
APPLE BOOKSのレビュー
戦国時代に実在した女性・小野於通(おの・おつう)を主人公にした「イシュタルの娘~小野於通伝~(1)」。織田信長の家来・小野正秀を父に持つ於通は、本能寺の変で家族を亡くし天涯孤独の身となる。悲しみにくれながらも、京都の公家・九条家の九条種通のもとで詩文和歌を学び、徐々に自身の才能を開花させていく。幼い頃から信長にその才能を認められ、豊臣秀吉や徳川家康といった名高い人物にも信頼された於通。戦乱の世の中でさまざまな困難に直面しながらも、高い教養と揺るぎない信念を持ち、しなやか且つ自由に人生を切り拓いていくその力強い生き様には、時代を超えて勇気を与えてくれる魅力がある。本作は、「源氏物語 あさきゆめみし」などで知られる大和和紀が、戦国ロマンに初めて取り組んだ作品。於通という歴史上の人物に命の息吹を吹き込み、血の通った人物へと描き出す筆致は見事。タイトルのイシュタルは、古代メソポタミアの女神であり、夜明けに光り輝く金星を指す。於通の運命を暗示する、その言葉の意味を考えながら読んで欲しい。
カスタマーレビュー
ものくろくろ
、
イシュタルの娘〜小野於通
面白くて止まりません。
大和和紀先生の絵すきなんです。