イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち

イップス 魔病を乗り越えたアスリートた‪ち‬

    • 3.0 • 1件の評価
    • ¥1,100
    • ¥1,100

発行者による作品情報

原因は、メンタルではなく脳にあった!



大事な場面で、手が動かない。

突如アスリートを襲い、選手生命を脅かす魔病とされてきた「イップス」。

長年、心の病の印象が強かったが、その原因はメンタルではなく脳にあった!

そもそもイップスという医学用語はなく、厳密な用語の定義もない。

不調なアスリートをイップスと噂する状況が続いているが、医学からみていくと局所性のジストニア(不随意運動)といえる。

運動選手が上達するためには、ある程度の熟練まで反復練習は大事だが、度を越えた量になると、脳から身体への指令が上手くゆかず、制御不能の状態になるのだ。

脳の誤動作が引き起こすものといってよい。



イップスの罹患者はその経験を語ることが少ないが、5人のアスリート(岩本勉、土橋勝征、森本稀哲、佐藤信人、横田真一)が取材に応え、罹患と克服の経緯を語ってくれた。

また、アスリートを支えた指導者や医師にも取材し、指導する側・治療する側から見たイップスも詳述した。

原因解明と治療法にまで踏み込んだ、イップスの入門書にして決定版!



※本書は2018年1月に刊行した弊社単行本を加筆修正のうえ、新書化したものです



【目次】

新書版はじめに

第一章 捕手にボールが届かない――岩本勉(元北海道日本ハムファイターズ投手)

第二章 一塁への送球がスライドしてしまう――土橋勝征(元東京ヤクルトスワローズ内野手)

第三章 ボールが指にひっかかる――森本稀哲(元北海道日本ハムファイターズ外野手)

第四章 自分の写真を見たことでパター不振に――佐藤信人(プロゴルファー)

第五章 パターする腕に電気が走った――横田真一(プロゴルファー)

第六章 イップスのメカニズム

おわりに

参考文献

ジャンル
スポーツ/アウトドア
発売日
2021年
10月8日
言語
JA
日本語
ページ数
230
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
3.9
MB
人を見抜く、人を口説く、人を活かす プロ野球スカウトの着眼点 人を見抜く、人を口説く、人を活かす プロ野球スカウトの着眼点
2013年
この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語 この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語
2011年
「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝 「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝
2014年
イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑 イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑
2021年
昭和の消えた仕事物語 昭和の消えた仕事物語
2025年