ウロウロ ふらふら ヨロヨロ たんたん と
【365日・誕生花と花言葉】 「一日一花」を読む写真集
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4.3 • 4件の評価
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発行者による作品情報
・最新のOSを推奨。Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨
・ディバイスのストレージの空き容量550MBの空き容量が必要です。
・ネット接続環境によって違いがありますが、
最初のダウンロードにWi-Fi環境で2分程かかります。
★2234ページ(草・花・木340種)写真点数1115点
・巻頭目次: 「春・夏・秋・冬」(365日)ページへリンク可能。
春(3・4・5月)
夏(6・7・8月)
秋(9・10・11月)
冬(12・1・2月)
・巻末索引: 五十音順
ページへリンク不可。
検索機能使用しリンク可能。
「ウロウロ ふらふら ヨロヨロ たんたん と」
ここに掲載した写真は、運動不足解消のために「一日一万歩」「一日一花」を目標に、カメラをぶら下げて「ウロウロ ふらふら ヨロヨロ たんたんと」散歩しながら撮り始めたものです。
撮影した場所のほとんどは、小田急線「玉川学園前駅」と「町田駅」の線路際周辺にある空き地や小さな公園、道端、畑の畦、線路沿いの土手など、生活圏のごく身近な草・木・花たちです。家庭の花壇から逸脱した園芸種から、カメラを持って散歩していなければ見落としてしまうような雑草まで、初めて見る、名前もわからないものばかりでした。ごく身近な場所に、こんなにも多くの興味深い草・木・花が、ひっそりと、またいきいきと息づいていたことに気づくとともに、植物たちが生き抜くためのさまざまな戦略に驚かされました。
草花は、いわゆる田舎や山間部の集落など、自然が隣接する環境に多く生息していると思っていましたが、意外にも都会近郊の居住地のほうが多様なのかもしれません。
花の名前はほとんど知らなかったので、ネットで調べたり、図書館へ通ったり、本屋で立ち読みしたりしていくうちに、いろいろなことがわかってきました。
撮影した草花の多くが「外来植物」で、「在来植物」は少ないこと。外来植物の中には、「オオキンケイギク」や「アレチウリ」、「アメリカオニアザミ」など、繁殖力の強い「特定外来生物」があること。逆に「シラン」や「キキョウ」、「タイワンホトトギス」、「トサミズキ」などの「絶滅危惧種」も存在することを知りました。
特定外来植物の中には、庭で育てたくなるような可愛くてきれいな花もありますが、環境保全の観点から、「特定外来生物」の駆除と「絶滅危惧種」の保全が必要とされているようです。
花の名前の由来やユニークさにも驚かされます。誰がつけたのか、花にとってはいい迷惑なミスマッチな名前もあります。また、多くの花に毒があるのに、それを先人たちは逆に薬として利用したり、四季折々の食材として楽しんだりしてきたことにも感心させられます。
風や鳥、昆虫、動物、人間にくっついて種を運んでもらい、新しい場所に種を落として子孫を増やすといった、生きるための多様な戦略にも、驚きと不思議を感じています。
拙い写真ばかりではありますが、日ごろ見過ごしがちな草・木・花たちの不思議さや美しさの一端でも感じていただけたら幸いです。