カラマーゾフの兄弟 3 カラマーゾフの兄弟 3
カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟 3

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Publisher Description

暴力を否定し、調和的な愛を強調するこの作品は、作者最後のかつ最高の傑作で雄大な構想、複雑で緻密な構成、人間精神の深刻な把握、また人類の苦悩に対する深い理解と愛情とをもつ。淫蕩なフョードルを父に持つ三人の兄弟を主人公に、悪夢のような一家の形成から破滅に至るまでの複雑多岐な内容を短時日の事件の中に描き出す。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
1928
June 20
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
388
Pages
PUBLISHER
岩波書店
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
2.9
MB

Customer Reviews

おダオちゃん ,

第3巻の超訳は……

2月の末、ジムでノンキに自転車こいでたら、防護服きた救命士さんが担架持ってやってきて、シルバーさん運ぶ様子を見て、こりゃ啓示だと自主休会すると、翌日には系列店で新コロの発生ニュース、とうとう全店臨時休館と相成りそうろう。

仕方なく家でYouTube探ったら、お肌の露出度高めな女子インストラクターが、ヨガやらズンバやらバンバン流してるんで、こっちにシフトチェンジ。あっさりジム「退会してきたあ」と細君に報告すると「ノーテンキねえ」と呆れられるの巻。

ざっくりいってこれが第3巻の超訳です。ノーテンキな長男くんミーチャが右往左往して大散財したあとに父親殺しの容疑でタイーホされちゃうってのが核。シリアスなお話なんだがどうにもズッコケなんだよなあミーチャ。実は3巻の主役はもう表紙を見ればあきらかだけれど妖女グルーシェンカよねぇ。彼女の魔性ぶり存分に楽しめます。いつの世も女の人は強い!

後半100ページは三男アリョーシャが子供たちを集めて私塾らしきことを始めたお話。ここでの教えこそドストエフスキーは書きたかったんじゃないか? 曰く、今や誰もが恥をかくことを良しとしない、頭を下げることができない世の中。誰も責任をとらないのは狂気の沙汰だ、と。

さあてお次は最終巻、と、その前に『大審問官』編だけ抜き出した新訳が出ていたので、それをチラ見します。

カラマゾフの兄弟 カラマゾフの兄弟
1972
カラマーゾフの兄弟 1 カラマーゾフの兄弟 1
1957
カラマーゾフの兄弟 2 カラマーゾフの兄弟 2
1928
カラマーゾフの兄弟 4 カラマーゾフの兄弟 4
1928
カラマーゾフの兄弟 4 カラマーゾフの兄弟 4
1928
カラマーゾフの兄弟 1 カラマーゾフの兄弟 1
1957
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1928