キーエンス解剖 最強企業のメカニズム
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Publisher Description
営業利益率は脅威の55%超、社員の平均年間給与は2000万円超──。売上高は1兆円に満たないながらも日本の時価総額ランキングで第3位に入るのがキーエンスだ。日本を支えてきた製造業の弱体化が指摘される中、なぜキーエンスはこれだけの結果を残せるのか。その神髄は顧客の心をつかむ営業や商品開発、人材育成の仕組みにある。外部にほとんど明かされないキーエンスの正体に日経ビジネス記者が迫る。
Customer Reviews
アイラブポーン
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良書
良書
yamanobek
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日本の製造業に血を通わす
平均年収2000万ごえで常に上位。顧客目線と成果へのこだわり。愚直さ。離職率の低い働きがい。キーエンスの文化は、日本の”会社”社会の改革のためのおおいなるヒントがあると感じました。ささったところいくつか。
設定値と徹底度
“当たり前のことを当たり前にやる”その設定値と徹底度が高い。特に、この徹底度という点。気をてらっていない愚直さ。自分に足りないものであり、会社に足りないものと考えさせられた。
“性弱説”
“性善説”でも”性悪説”でもなく、人はもともと弱いもの、とする性弱説。だから、透明にして可視化して、ごまかしのきかない状態にする。なるほど。透明性が低いことにより、人は手を抜き、上部だけとりつくろうとする。そんなことを許さない環境づくりに納得。
他
-90年代にすでき360度評価実施
-1分単位で書き込む外報
-情報の囲い込みはダサい、という文化
-やり切る風土
-日本の製造業の血を通わす
-目的を問う文化
-日々のアクションが結果につながる
-目標意識、目的意識、問題意識
-社長は社長ではなく”社責”
-理念と行動は、実体験を伴って反復してこそ定着
-良好な人間関係が土台
2023/08/24読了 8/25感想