キース・リチャーズになりたいっ!!【外国映画・TVドラマ編】 ~この厳寒の街、青森で生きてゆくということ‪~‬

人生は、煩わしいこと、めげること、辛いことや苦しいこと、それからちょっとした日常から湧き出るほんの小さな幸福感、それらがゆっくりと混じり合い、重なり合いながら進んでゆきます。幸せになる、あるいは幸せだと感じるその一瞬のために生きているはずの私たちなのに、日々の暮らしに追われ、他人と自分とを比較し、人間関係や家族や仕事のことで悩み、生きることに疲れ果て、何処かに逃げ出したいと思うことがよくあります。
そんなとき・・・。
一本の映画が救ってくれることがあります。萎えた心を癒し、凍えた気分を焚火にあたったように暖かく変えてくれる、そんな映画があったりします。
前作「音楽編」に続く第二弾エッセイです。青森という北国の街で生まれ育ち、その場所から見渡す風景を、今回は映画というレンズを通して語った自分史でもあります。
一監督一作品を基本に、40本の外国映画と10本の海外ドラマを取り上げました。どこからでも好きなページから読んでください。これまで観た映画もそれからまだ観ていないという映画もあるでしょう。この本を開くことで自分なりの映画観を広げて頂けたら幸いです。