ゲノムが語る人類全史 ゲノムが語る人類全史

ゲノムが語る人類全‪史‬

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発行者による作品情報

◆考古学ではわからなかった「世界史」の最先端◆


ヒトゲノム計画以降、急速な進化を遂げたDNA解読技術によって、

私たちは数万年前の人類のゲノムも抽出・分析できるようになった。

それにより、遺骨や遺跡の存在が不可欠だった従来の歴史学は一変。

ゲノムの痕跡を辿ることで、骨さえ見つかっていない太古の人類から

現在の私たちへと繋がる、祖先の知られざる物語が解き明かされた――


・ホモ・サピエンスはネアンデルタール人と何度も交配していた

・DNAにのみ痕跡を残す、知られざる「幻の人類」が発見された

・狩猟から農耕への移行を加速させたのは、二つの突然変異の出現だった

・現存する全人類の共通祖先は、わずか三五〇〇年前、アジアにいた

・ヨーロッパを二度襲ったペスト菌はどちらも中国からやってきた


【目次】

■序 章 人類の歴史はDNAに刻まれている

■第一章 ネアンデルタール人との交配

■第二章 農業革命と突然変異

■第三章 近親相姦の中世史

■第四章 人種が消滅する日

■第五章 遺伝学は病気を根絶できるか?

■第六章 犯罪遺伝子プロジェクト

■第七章 ホモ・サピエンスの未来

■解 説 ゲノムで辿る日本人のルーツ 篠田謙一(国立科学博物館人類研究部長)

ジャンル
科学/自然
発売日
2017年
12月14日
言語
JA
日本語
ページ数
448
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3.4
MB