「コーダ」のぼくが見る世界――聴こえない親のもとに生まれて 「コーダ」のぼくが見る世界――聴こえない親のもとに生まれて

「コーダ」のぼくが見る世界――聴こえない親のもとに生まれ‪て‬

    • ¥1,600
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発行者による作品情報

もし、親の耳が聴こえたら――なんて、想像もつかなかった。



ときに手話を母語とし、ときにヤングケアラーとみなされて、コーダは、ろう者とも聴者(ちょうしゃ)とも違うアイデンティティをもち、複雑な心を抱えて揺れ動く。

日々の通訳、聴こえない親とのコミュニケーション、母語としての手話、手話歌や「感動ポルノ」との付き合い方、マイノリティとして生きること。作家である著者が、幼少期の葛藤や自身のなかにある偏見と向き合いながら、コーダの目で見た世界を綴る。



2024年9月公開映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」原作者の最新エッセイ集。



※コーダとは、Children of Deaf Adultsの略(CODA)で、聴こえない/聴こえにくい親のもとで育つ、聴こえる子どものこと。



「聴こえない親を持ったことで、たしかに必要以上の苦労をする可能性は否めない。けれど、過去を振り返ったとき、そこにネガティブな想い出しかないのかというと、そんなことはない。聴こえない親と過ごした時間のなかには、幸せな瞬間がたくさんある。そこは“ふつう”の子どもたちと同じなのだ。」(本書より)

ジャンル
政治/時事
発売日
2024年
8月2日
言語
JA
日本語
ページ数
120
ページ
発行者
紀伊國屋書店
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.6
MB
しくじり家族 しくじり家族
2020年
ぼくが生きてる、ふたつの世界 ぼくが生きてる、ふたつの世界
2024年
聴こえない母に訊きにいく 聴こえない母に訊きにいく
2023年
隣の聞き取れないひと APD/LiDをめぐる聴き取りの記録 隣の聞き取れないひと APD/LiDをめぐる聴き取りの記録
2022年
エフィラは泳ぎ出せない エフィラは泳ぎ出せない
2024年
しくじり家族 しくじり家族
2024年