トヨタ式5W1H思考 カイゼン、イノベーションを生む究極の課題解決法 トヨタ式5W1H思考 カイゼン、イノベーションを生む究極の課題解決法

トヨタ式5W1H思考 カイゼン、イノベーションを生む究極の課題解決‪法‬

    • 2.8 • 4件の評価
    • ¥1,800
    • ¥1,800

発行者による作品情報

多くの人にとって、「問題」は面倒なものであり、なるべく先送りにするか、さっさと片づけたいものでしょう。
対極にあるのが、トヨタの考え方です。
トヨタにとって問題は「あって当然」で、「問題がない」というのはほとんどの場合、「問題が見えていない」か「隠している」ことを意味します。
だからトヨタでは、独自の「5W1H」すなわち「WHY、WHY、WHY、WHY、WHY+HOW」で問題に食らいつき、真因を見つけ出すことで、確かな解決策を打つのです。
本書では、トヨタの現場やトヨタ式を導入した様々な企業で発生した実例を用い、大きな問題から小さな問題まで、「5W1H思考」で解決された様を解説します。

《トヨタの現場における有名な「5回のなぜ」の事例》
1.なぜ機械が止まった?
――過剰な負荷がかかって、ヒューズが切れたから
2.なぜ負荷がかかった?
――軸受部の潤滑が十分でないから
3.なぜ十分に潤滑しない?
――潤滑ポンプが十分くみ上げられていないから
4.なぜ十分くみ上げない?
――ポンプの軸が摩耗してガタガタになっているから
5.なぜ摩耗した?
――ストレーナー(濾過機)がついておらず、切粉が入ったから

1の「なぜ」で終わっていれば、ヒューズ交換してすぐ機械を動かすでしょう。それでは、いずれまたヒューズが切れて、機械が止まります。これはトヨタ式が最も嫌うやり方です。
しつこい「なぜ」によって真因にたどり着けば、ストレーナーを取り付けることでヒューズが切れる回数は格段に減り、ヒューズ交換を繰り返す必要はなくなります。
問題が起きたら表面的な原因に飛びつかず、真因にたどり着くまで「なぜ」を必要なだけ繰り返し、改善を行うのがトヨタの課題解決法であり、「5W1H」という思考法です。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2018年
9月21日
言語
JA
日本語
ページ数
149
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
16.7
MB
[図解] ミスゼロで仕事が速くなる!トヨタのすごい改善術 [図解] ミスゼロで仕事が速くなる!トヨタのすごい改善術
2014年
トヨタが「現場」でずっとくり返してきた言葉 トヨタが「現場」でずっとくり返してきた言葉
2013年
トヨタ 仕事の基本大全 トヨタ 仕事の基本大全
2015年
「問題解決」の基本がわかる本 「問題解決」の基本がわかる本
2012年
トヨタの口ぐせ トヨタの口ぐせ
2006年
トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術 トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術
2016年
ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則 ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則
2013年
ウォーレン・バフェット 成功の名語録 ウォーレン・バフェット 成功の名語録
2012年
スティーブ・ジョブズ 驚異の伝説 スティーブ・ジョブズ 驚異の伝説
2012年
スティーブ・ジョブズ名語録 スティーブ・ジョブズ名語録
2012年
1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則
2012年
必ず結果を出す! サッカー名監督のすごい言葉 必ず結果を出す! サッカー名監督のすごい言葉
2013年
大人の語彙力大全 大人の語彙力大全
2018年
とにかく仕組み化―――人の上に立ち続けるための思考法 とにかく仕組み化―――人の上に立ち続けるための思考法
2023年
世界の一流は「休日」に何をしているのか 世界の一流は「休日」に何をしているのか
2024年