マイ・ストーリー
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4.7 • 15件の評価
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- ¥2,600
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発行者による作品情報
世界45言語で発売、1000万部突破! 国、文化を超えて「私と同じだ」と深い共感の輪が広がっている大ベストセラー!! アメリカ合衆国の元ファーストレディの回顧録としては異例の爆発的な売れ行きで、世界中で社会現象となっている本書「マイ・ストーリー」(原題:BECOMING)。知性にあふれ、モードからカジュアルな洋服までおしゃれに着こなすオバマ大統領夫人――こういったイメージを抱いていた人は、この本を読んで驚くでしょう。シカゴの貧しい街で育った少女時代。常に努力を続けて入学したプリンストン大学で、学生のほとんどが白人男性であることに打ちのめされたこと。辛い思いをした流産や不妊治療。共働きで子育てをする中で、なぜ自分ばかりが仕事を犠牲にしなくてはいけないのかとイライラし続けたこと。バラクの夢を支えるために、大嫌いだった政治の世界に入り、身を削って選挙のサポートをしたこと。そして何もかもが特殊なホワイトハウスで、二人の娘を“普通に”育てようと必死で努力したこと。大統領夫人として政治に口出しすることは控えたけれど、子どもたちの食生活にもっと野菜が増えるよう企業に働きかけるなど、自分の立場をフル活用して夢を実現したこと。私たちと変わらない悩み多き生活を送る1人の女性の飾らない日常がいきいきと描かれています。自分の思い通りにならない状況でも、冷静に相手を観察して、一番いい道を選び取っていく。誰かのせいにはせず、自分で考え続け、成長し続ける姿から、刺激とヒントを得られるミシェル・オバマの物語をぜひ体感してください。○「生い立ちからホワイトハウス時代まで、フレンドリーで聡明なミシェルさんに、何度も泣いて笑って元気がでた。読了して一言。『最高!!』」――篠田真貴子さん(元経営職・「翻訳書ときどき洋書」連載中) ○「ミシェル・オバマは、新しい時代の“ソフト・パワー”の女王だ。真摯な言葉で、真実を語り、自分の人生を振り返っている。モラルや上品さが失われた時代において、芸術品といってもいい」(ザ・ニューヨーカー誌)
APPLE BOOKSのレビュー
アフリカ系アメリカ人初のファーストレディーとなったミシェル・オバマ元大統領夫人の自伝。バラク・オバマ44代大統領の誕生と同時に世間の注目を浴び、好奇と批判の目にさらされた大統領夫人の実像は、今世紀において最も成功した女性の物語であり、またアメリカ社会の現実と、白人優位の文化の中で黒人が成功することの困難さを知る物語でもある。シカゴの下町で生まれ育ち、プリンストン大学とハーバード大学に進み弁護士となった経歴は一見華やかだが、法学生であった後の夫との出会いから恋愛へ発展したエピソードはよくある話だし、結婚後の娘たちへの接し方などは、働く女性としても、母としてもごく普通な姿に見える。夫の政界進出に戸惑いならがらも、ファーストレディーとして振る舞い、彼の活動に口出しをしない彼女は、理想的な妻として評価されがちだが、女性や子どもの権利を守る活動に取り組む姿勢や自分を貫く意思、家庭内における夫との対等な関係性からは、自立した一人の女性の姿が映し出される。アメリカのみならず世界中の女性が共感するのも納得のベストセラー。
PUBLISHERS WEEKLY
The former first lady looks back on an unlikely rise to the top while navigating issues of race and gender in this warmhearted memoir. Obama's narrative is the story of an African-American striver, born to a working-class family in a Chicago ghetto, who got Princeton and Harvard degrees and prominent jobs in law and public relations, attended at every step by the nagging question, "Am I good enough?" ("Yes I am," she answers). It's also about her struggle to keep husband Barack's high-powered political career from subsuming her identity and the placid family life she preferred to the electoral frenzy she disavows any desire for public office herself while she weathered misgivings over work-life balance and marital strains that required couples' counseling. Becoming the first lady ratchets up the pressure as Obama endures the Secret Service security bubble, has every public utterance and outfit attacked by opponents, gets pilloried as a closet radical, and soldiers on with healthy-food initiatives. Obama surveys most of this with calm good humor "infuriating" Republican obstructionism and Donald Trump's "misogyny" draw her ire while painting an admiring, sometimes romantic portrait of Barack and evoking pathos over her parents' sacrifices for their children. There are no dramatic revelations and not much overt politics here, but fans of the Obamas will find an interesting, inspiring saga of quiet social revolutions. Photos.
