ライシテ、道徳、宗教学
もうひとつの19世紀フランス宗教史
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発行者による作品情報
フランスのライシテは、宗教を公的領域から私的領域に追放するものだが、それだけではない。本書が試みる「世俗の宗教学」は、19世紀の世俗的道徳と科学的宗教学の成立を再構成し、宗教概念の歴史的変遷を辿り、宗教に還元されない宗教性の行方を追う。フランスでも高く評価された、本格派の若手による、ライシテの系譜学的人類学!