ライフスタディ 申命‪記‬

一モーセの五書の結びの書

申命記は、モーセの五書、聖書の初めの五つの書の結びの書です。この五つの書は、モーセによって書かれました。

申命記は、おもに平易な言葉で書かれた書です。これは、一般的に言って、それが予表、絵図、影の書ではなく、また預言の面でも深くはないことを意味します。本書のほとんどの章は、平易な言葉で構成されています。

わたしたちは、平易な言葉は予表や絵図よりも理解しやすい、と思うかもしれません。実際は、聖書の平易な言葉は、予表や図で示されている絵よりも、理解するのが難しいのです。

「申命記」という言葉の意味は何でしょうか?文字どおりには、申命記とは「第二の律法」を意味し、それゆえに、再び語る、繰り返し語る、もう一度語ることを意味します。申命記は再度の語りかけであって、それも普通の言葉ではなく、神聖な律法の語りかけです。