レポートの組み立て方
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2.7 • 3件の評価
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発行者による作品情報
レポートの役割は、事実や情報を取捨選択して整理し、それについての作成者の意見を加えて、読み手にわかりやすく伝えることである。そのためには、事実と意見を区別することを学ぶとともに伝達手段としての言語技術の訓練が欠かせない。『理科系の作文技術』で話題を呼んだ著者が、一般社会人・文科系学生のために、豊富な具体例をもとに、そのノウハウをわかりやすく解く。
カスタマーレビュー
ゆづ村長
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『理科系の作文技術』を読むべし
『理科系の作文技術』の著者,木下是雄による文科系のための作文技術。アカデミック・ライティングを教えている著者による作文指南書だ。しかしながら,内容が理科系に寄りすぎている。本書に例示される文章に哲学や経済学といった分野の文献からの引用が皆目無く,文科系のそれにしては実際と離れているのだ。第一,文科系の論文には縦書きの形式が多いにも拘わらず,本書のレイアウトは横書きであり,文科系に寄り添う気概が見られない。重点先行主義や事実・意見の区別等の技術は『理科系の作文技術』で学べばよく,文科系が読む必要はない。