七つの魔剣が支配する
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4.3 • 75件の評価
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- ¥880
発行者による作品情報
春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。魔法使いの卵たちを迎えるのは、満開の桜と魔法生物のパレード。喧噪の中、周囲の新入生たちと交誼を結ぶオリバーは、一人の少女に目を留める。腰に日本刀を提げたサムライ少女、ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今始まる──。
カスタマーレビュー
面白い
作者さんの名前を見た時には、既にこの作品が良作である事は予想出来ましたが、やはり面白かったですね。
中心的なキャラが六人いる中で、全員にしっかりとスポットを当てて物語を進めていく手腕には感服しました。
情景描写などは過ぎず欠かさずという具合に、読者に想像力を使わせつつも、読み進めるテンポを邪魔しない適度な単語数でまとめられていたので心地良い読書が出来ました。
人物同士の会話などは心情描写と照らし合わせて見ても無駄がなく、クドさを全く感じません。
また、登場キャラ一人一人の行動の背景がしっかりと確立されていて、各場面の状況理解が容易になっているため、読み疲れる事が無かったです。
主人公の方も、この巻では少々活躍が薄かったですが(星5を付けない理由)、『代償がありながらも魔剣が使用出来る』『復習を目的としている』と言った様な一筋縄ではいかない設定が施されていて、今後に大きな期待が寄せられます。
恐らく、いえ、確実に次巻が発行されるとと思いますが、頑張ってください。
楽しみにしています。
不自然差が目立つ作品
1巻を読んで、
世界観や設定はよく考えられていると思うが、キャラやストーリーの表現がとにかく不自然。
その日出会った友達が10年一緒に戦ってきた仲間みたいに書かれていて、絆や仲間意識がとにかく浅く見える。
そのため感情移入がしにくく、主人公たちを好きに慣れそうもない所が致命的。
キャラそれぞれの思想や信念がダイヤモンドなみに硬い子もいるが、付き合いの浅い仲間の説得で簡単に死に行くのを諦めるヒロインもいて、とにかく優柔不断。キャラが馬鹿にしか見えない。
1巻の悪役も、悪役にしては同期が不十分で、悪に見えないため、それと戦う主人公たちに尚更同調するのが難しい。
ストーリー構成はいいかもしれないが小説の書き方や表現に問題があるため正義感の強い主人公たちが幼稚園児にしか見えない。
また、メイン主人公が1巻で早くもハーレムを結成する所も無理やり感があって不自然。
主人公を好きになって欲しいという目的があけすけすぎて逆に腹が立つ。
他主人公(男女問わず)がメイン主人公を簡単に好きになりすぎ。
女性主人公たちが軽く見える。
(6人全員友達設定にする必要あったのか)
ノゲノラなどでも満足できる人向け。
これが1位は嘘
小説好きには読みきるのが辛い1冊
終わり方が....
先が気になる