下ネタという概念が存在しない退屈な世界
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発行者による作品情報
バナナは下ネタに入りますか?
「お●んぽおおおおおおおおおおぉ!!」
少女は叫びながら走り出した。
その瞬間、ぼくはすっころんだ。
駅のホームに立つすべての人の視線が、バスタオル1枚に身を包んだ彼女に注がれる。
「だ、誰かあの人を止めてください!」
駅員の制止をものともせず、卑猥な単語とイラストを撒き散らし、暴風のように去っていった彼女。彼女のその行為によって、無実の罪を受けそうになったぼくは救われたのだが……。
「大丈夫か? あれ」
16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、国民から粗暴な言葉が喪われた時代。国内有数の風紀優良校に入学した主人公・奥間狸吉(おくま・たぬきち)は、入学早々、反社会的組織「SOX」の創設者・華城綾女(かじょう・あやめ)から勧誘を受ける。弱みを握られ「SOX」のメンバーとなった狸吉は、憧れの存在である八面玲瓏な生徒会長・アンナの裏をかく下ネタテロに協力することになるのだが……! そこはプリズン? それとも、ハーレム?
『週刊少年サンデー』大好評連載中「ハヤテのごとく!」の畑 健二郎先生が審査員を務めた「第6回小学館ライトノベル大賞」にて、優秀賞を受賞したノンストップYトークコメディ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
カスタマーレビュー
女子でも見やすいかも?(笑)
私は女子なんですけど、外見はちょっと変態感がヤバいかもしれないwけど中身を見れば全然そんな感じではなく、後々の展開が気になるような内容になってると思います!なので是非とも読んで欲しいです!
驚きの展開
初めはただエロ単語を並べていくような内容なんだろうなと思っていました。しかし読み進めて感じたのは、話の先が全く予測出来ないということ。この手の話は大抵話の先が何となく見えるものが多いが、これは違った。この作品の独特な設定でしか出来ない事を十分にしていてとても良いと思った。