世界株高の落とし穴
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発行者による作品情報
各国が金融緩和を実施し、世界的な株高が続いている。しかし、その足元は意外にもろい。株価が下落に転じるリスクは世界中にある。
米国利上げショック、日本、中国、欧州、ロシア、中東、ブラジルのリスクを分析するとともに、世界の地政学リスク分析で定評のある米政治学者イアン・ブレマー、安倍晋三首相の金融・経済政策ブレーンを務める浜田宏一・米エール大学名誉教授の両人にもインタビューしました。
本書は週刊エコノミスト2015年5月5・12日合併号で掲載された特集「世界株高の落とし穴」の記事を電子書籍にしたものです。
目次:
はじめに
世界株高の落とし穴
・米国利上げショック 早くても遅くても混乱招く
・低インフレとドル高が資産バブルを招く
・日本 日銀の物価目標修正が円高・株安の引き金に
・インタビュー 浜田宏一・内閣官房参与、米エール大学名誉教授
・有力エコノミストアンケート
【米利上げ開始はいつ?】
景気持ち直し、9月開始へ 窪谷浩
年1%、未体験の緩慢な利上げ 小野亮
市場との対話で開始時期を模索 土屋貴裕
【円安・株高は続くのか】
日米金利差拡大で円安進む 嶌峰義清
米利上げは小幅、緩やかな円高へ 窪田真之
円高・株高相場の可能性も 宇野大介
・中国 風前の灯リコノミクス
戦後70年談話で反日デモの危機
・インタビュー イアン・ブレマー、ユーラシア・グループ社長
・欧州 たまるユーロ買いの〝マグマ〟
・ロシア 制裁延長とルーブル安
・中東 イラン制裁解除で浮上するサウジとの地域間対立
・原油・ガス シェール生産地の4割が水不足
・ブラジル 汚職、国営石油破たんの危機
・シャープ解体リスク 液晶分社化でも険しい道のり