乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか 乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか

乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るの‪か‬

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発行者による作品情報

我々の現代性の黎明期、日中戦争の前/日米戦争の後、江戸川乱歩と横溝正史――二人は探偵小説の夢を創造する。個人の日常生活を成立させるリアリズムの場に深い〈穴〉があき、あるいはリアリズムの〈場〉が〈死者〉の声に触れて崩れるとき、人間に関わる真実が独特の顔をして垣間見えることがある。だが、この真実を表象する手段は限られている。乱歩と正史はこの真実を寓喩――殺人とその不可能図形によって描き出す。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2017年
7月10日
言語
JA
日本語
ページ数
352
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
12.9
MB
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