俳句-十七字の世界- 第1章 俳句とは何か(3‪)‬

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発行者による作品情報

外国人に向かって、俳句はわかりますかと訊ねるのは失礼だ、とよく言われます。今では、海外で俳句を読んだり作ったりしている人が少なくないからです。


それにしても、もし相手から、いや俳句というのはよくわからない、あれは一体どういうものか、と聞き返されたらどうでしょう。あなたは何と答えますか。


5・7・5の17字だとか、季語だとか、切字だとか、すぐに思いつく事柄が、いくつかありますね。しかし、それで俳句の説明がつくでしょうか。たとえば英語やフランス語のハイクでは、それら3つの条件が、どれも欠けていることが珍しくありません。

日本人の誰にもごくなじみ深い俳句は、実はとびきり風変わりで面白い詩のジャンルです。現に、俳句はたぶん世界最短の「まじめな」詩で、ことわざやコマーシャル・メッセージにも負けない短さです。ところが、それが実際にどれほど短いかについては、日本人自身でさえ、本当によく実感してはいないようです。


「閑さや岩に浸み入る蝉の声」――ほとんど意味不明の片言に近いこのようなテクストが、どのようにして「詩」であり得るのか、なぜ複雑微妙な意味をはらんで、読者に深い感動を与えるのか。芭蕉の数々の名句、現代の高校生の俳句、アメリカのハイクなどをじっくり読み味わいながら、そうした俳句の不思議なしくみと働きを、ご一緒に考えて見ましょう。


※本電子書籍は、下記講座にて配信された動画教材をCHiLO Bookとして再編集したものです。


【JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)】

講座名:俳句-十七字の世界-

配信期間:2014年8月25日(月) ~10月15日(水)

ジャンル
職業/技術
発売日
2015年
5月11日
言語
JA
日本語
ページ数
14
ページ
発行者
NPO CCC-TIES
販売元
Nonprofit Organization Cyber Campus Cons
サイズ
85.1
MB

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