



俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)
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3.7 • 24件の評価
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発行者による作品情報
剣崎啓介は腕利きとして知られる中堅外科医。そんな彼が頼りにするのが松島直武だ。生真面目な剣崎と陽気な関西人の松島。ふたりはオペで絶妙な呼吸をみせる。院長から国会議員の癌切除を依頼された剣崎は、松島を助手に得意なロボット手術を進める。だが、その行く手にはある危機が待ち受けていた――。現役外科医が総合病院で日夜起こるドラマをリアルに描く、医学エンターテインメント。
カスタマーレビュー
闘う医魂
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一気に通読しました。
還暦過ぎの爺、消化器内科医です。目に見えるような臨場感あふれる文章を楽しく読ませて頂きました。自分たちも内視鏡を生業とする身なので出血、穿孔は外科医と同じように経験します。止血困難な出血の恐ろしさも身に沁みます。読書中にiBook が不調になり、泣きそうになりながらIPadを初期化して再読しました。大晦日に良い読書ができました。
pippitan
、
一気読み
医学的エンターテインメント小説のようでありながら、どの仕事にも共通するあるあるの悩みや、やり切れなさを自分に置き換えられるほど、とても現実的で読み始めたら一気に引き込まれるヒューマンストーリー。男の友情っていいなと爽やかな気持ちになります。