元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済
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4.7 • 3件の評価
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発行者による作品情報
“宴の後”を希望へとつなぐ未来の処方箋。
かつて日本銀行政策委員会審議委員として、日本経済の表も裏も、光も影も知り尽くした著者が、東京五輪後の日本経済のゆくえを、鋭く予想します。
日本銀行による「異次元緩和」と「東京五輪開催決定」によって、株高や不動産価格の高騰、さらには企業の高収益が実現し、表向きは順調に見える日本経済。しかし、日本経済の未来にあるのは、決して明るい材料ばかりではありません。世界最悪レベルにある政府債務や、急激に進行する少子高齢化、長引くデフレ…。東京五輪後には、日本経済は、これまでの人類が経験したことのない、未知の世界へと突入すると、著者は説きます。では、それは一体、どんな姿なのか?
「株価はどうなる?」「為替はどうなる?」「不動産価格はどうなる?」「金融危機は再びやってくるのか?」「ハイパーインフレはおこるのか?」「日本の財政は破綻するのか?」…。日本の金融政策の最前線にいた著者だからこそ語ることのできる、日本経済の近未来予想図。
カスタマーレビュー
Kouhei182
、
若干の違和感
日本株のPERが割高ではない、という記述と経済が低成長時代に入る、という記述は矛盾があるように思えた。通常、株価は将来の期待収益を織り込む。日本経済が縮小することを織り込むなら日本株のPERは既に割高な可能性もある。