切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人
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3.9 • 158 Ratings
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Publisher Description
東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!
※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。
Customer Reviews
のの0913
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読み進めるのが楽しみ
とても色々な思いが複雑に絡みあう、重厚な物語でした。
途中からこの人が犯人?って思えましたが、動機が…意外で、興味深かったです。
犬養と古手川のコンビ、もっともっと読みたくなりました。
セゾンネコ
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どんでん返しの社会派刑事モノ
どんでん返しで面白かったのはよかったが、現実離れしすぎてる感じ。容疑者と犠牲者の姓名が奇抜すぎるので読みにくい。具志堅、真境名、鬼子母、六郷、などなど難しい現実化できない奇抜な姓名だらけのせいで、名が出る度に思考回路が脱線してしまう。脳死についての賛否論は新しい課題ではないので日本での脳死定義に説明は短めでもよかったかも。
犬養と古手川のコンビが良い。
tmiyagi
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深い話です
深く、深く考えさせられ、いつか自分自身が、または家族、友人等が臓器移植を受ける、またはドナーになるかもしれない事を考えながら読みました。