史跡は語る 武蔵国(埼玉)編 教科書が伝えない歴史考察 史跡は語る 武蔵国(埼玉)編 教科書が伝えない歴史考察

史跡は語る 武蔵国(埼玉)編 教科書が伝えない歴史考‪察‬

    • 2.0 • 1件の評価
    • ¥1,900
    • ¥1,900

発行者による作品情報

「なんにもない」と県民が自虐する地、埼玉県を旅した歴史家・渡辺惣樹氏が史跡の声を伝える──濃厚歴史浪漫
日米近現代史研究家である著者の今回の考察領域は、時間軸では日本の古代から近代までとロングスパンだが、視察エリアは武蔵国こと「埼玉県」限定。そう、「なんいもない!」と県民が自虐する埼玉県の古墳、寺社、城跡、古道、碑文、地質遺産を、著者が現地で視察し、戦後教育が教えなくなったエピソードにも触れつつ歴史浪漫を解説する。エリア限定と言いつつも、ひっそり佇む寺社、道端のひとつの碑文も歴史の眼で見れば、その場にいながら日本列島各所からピースが集まり、日本国史のダイナミズムが全国規模で広がるのである。全埼玉県民必読の書。
<本書の内容>
第1章 家康の遺骸は日光にはない(川越市)
第2章 渡辺綱は鴻巣からやってきた(鴻巣市)
第3章 氷川神社は古代祭祀場だった(さいたま市)
第4章 芭蕉の旅と斎藤実盛(草加市・熊谷市)
第5章 金錯銘鉄剣に記録された115文字(行田市)
第6章 日本武尊の東征の足跡を追う(秩父市)
第7章 古秩父湾 海辺だった秩父(秩父市・長瀞町・小鹿野町)
第8章 飯能戦争、帰化人、大東亜戦争の史跡(飯能市・入間市)
第9章 武蔵国から思う鎌倉武士の憂鬱(狭山市)
第10章 室町の関東はカオス、謀略に沈んだ太田道灌(越生町)
第11章 深谷の不思議と渋沢栄一(深谷市)
<本文より>
私には、旅先の現場に立つと、しゃべりたくてうずうずしている先人たちの声が聞こえる。
おれのことを、わたしのことを書いてくれという声である。
第2章で扱った渡辺綱は辞世の句を次のように詠んだ。
「世を経ても 分け越し草の ゆかりあらば あとをたつねよ むさしののはら」
先人の最高の喜びは、後世の人々にゆかりの地を訪ねてもらうことに違いないのである。

ジャンル
歴史
発売日
2023年
11月29日
言語
JA
日本語
ページ数
304
ページ
発行者
徳間書店
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
52.4
MB
誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く 誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く
2017年
戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実
2017年
ルーズベルトの開戦責任 ルーズベルトの開戦責任
2017年
日本開国 アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由 日本開国 アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由
2016年
第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ 第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ
2018年
謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源 謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源
2022年