君が電話をかけていた場所
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4.2 • 28件の評価
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- ¥730
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発行者による作品情報
「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。……ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです。初鹿野さんの気持ちに変化が起きなければ、賭けは私の勝ちです」
カスタマーレビュー
松日雅
、
上巻
なんだか普通。他の作品もそうだけど、序盤が面白くない。読み始めたら最後まで一気に読む派だからいいけど、もし1回読むのやめたら読むのが面倒になると思う。