吾妻鏡―鎌倉幕府「正史」の虚実
-
-
5.0 • 1件の評価
-
-
- ¥1,100
-
- ¥1,100
発行者による作品情報
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
鎌倉幕府草創から中期までの事績を記した『吾妻鏡』。源頼朝挙兵に至る経緯、二代将軍頼家の暗愚、三代執権北条泰時の武勇と仁徳ほか、小説やドラマが描く挿話の多くはこの史料に基づく。幕府の公式記録とも言われるが、史実の錯誤や改変も少なくない。本書では平家追討、奥州合戦、実朝暗殺、承久の乱など主要な合戦や争乱の叙述を、近年の研究も踏まえて検証。「正史」に潜む虚構を洗い出し、隠された意図を明らかにする。